皆さん、こんにちは。 ハンドルを握って半世紀、御年(おとし)73歳になりました、現役バリバリの配送ドライバーです。ネズミ色の空と、運転席の「人生模様」
今朝の空は、どんよりとした「ネズミ色」。昨日までのスカッとした晴天が嘘のような圧迫感で、普通なら「あぁ、今日は雨かなぁ」と気分も沈みがちになります。

でも、こんな日だからこそ、不思議と「光」が目に飛び込んでくるものです。 赤から青に変わる信号機の鮮やかさ、対向車が放つヘッドライトの眩しさ。ふと、隣に並んだ車の運転席を覗いてみると、そこには眉間にしわを寄せて考え事をしている人、ハンドルを叩いてリズムを取っている人……。

「あの無数の車の一台一台に、それぞれの人生模様が詰め込まれているんだな」
そう思うと、ただの渋滞も少しだけ愛おしく感じられます。トラックの運転席は、私にとって世界一の「思索空間」。ハンドルを握りながら、今日も名もなき誰かの人生にエールを送っています。
シニアドライバーにとっての「最優先事項」
午前中の仕事は、まさに時間との戦いです。モスバーガーへ食材を納め、イオンで前日の売上金を届け、ケンタッキーの納品も無事に完了。ここまでは、長年の経験がなせる「いつものルーティン」です。
しかし、配送の合間の待機時間、私には絶対に欠かせない「儀式」があります。 それは……**「トイレ」**です。
笑い話に聞こえるかもしれませんが、私たち高齢ドライバーにとって、身体の「滞り」は最大のストレス原因。若い頃はコーヒー数杯で一日中走り回れましたが、今は違います。「出すべきものを、出せるときに出しておく」。これが、集中力を切らさず安全運転を続けるための、何より大切な「整備項目」なのです。
予期せぬ「トイレの悲劇」と、小さな交流
そんな私の「トイレ計画」が、午後に脆くも崩れ去りました。 ネットスーパーの荷物を積み込み、高速のインターで「よし、ここで済ませよう」と駆け込んだその瞬間……。
なんと、大型の観光バスが横付けされ、中から団体客がドッと降りてきたのです。 当然、トイレはあっという間に大行列。私の入る余地はありません。「家まで我慢できるか、いや、次の納品先まで……」と、道路状況よりも自分の腹具合で冷や汗をかくハメになりました(笑)。現場は何が起きるか分かりませんね。
なんとかその場を凌いで(笑)、向かったのはイオンの姉妹店。 すると、売り場のパートのおばさんが、わざわざ納品場所まで駆け寄ってきてくれました。 「運転手さん!ひな祭りの日の品物、絶対忘れないでね、お願いね!」 彼女も責任感が強いのでしょう、心配でたまらない様子です。
私が「大丈夫、ちゃんとコメントも付いていますよ」と伝えると、彼女はパッと花が咲いたような笑顔を見せてくれました。こうした**「現場の心配り」や「人との連携」**があるからこそ、重い荷物も「よし、運ぶか!」と思える。この小さな交流が、私にとってのガソリンなんです。

結び:今日も一日、お疲れ様でした
会社に戻って日報を出し、ようやく我が家に帰ってきました。 今は温かい風呂に入り、食事を済ませて、自室でゆっくりとこの記事を書いています。
曇り空の下でも、人手不足で忙しい現場でも、私たちはそれぞれの人生という荷物を背負って走り続けます。「人生100年時代、ハンドルを握るこの手は、まだまだ離しませんよ!」
明日は休日の方も、私と同じくお仕事の方も。 どうか皆さんの明日が、心晴れやかな一日になりますように。
それじゃあ、また次回のブログでお会いしましょう!

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